
数ある住宅メーカーの中からヤマト住建を選んだ決め手は何でしたか?

いくつか理由があります。まず、資料請求後の対応が早かったこと、そして唯一、担当者が直接家まで資料を届けに来てくれたことです。また、他のメーカーの中には電話がしつこいと感じるところもあった中で、しつこくなく程よい距離感で、自分たちのペースに合った対応をしてくれました。また、店舗で話を聞いた際、担当してくださった方の対応が非常に良かったことが決め手となり、その日のうちに即決しました。家の性能や価格について詳しく調べる前でしたが、担当者との相性が良かったことが大きかったです。
平屋を選んだ理由を教えてください

一番は「老後の生活」を考えてです。将来的に階段の上り下りが大変になることを見越しました。また、主人が建築関係の仕事をしている関係で、メンテナンスのしやすさ(特に足場が高くならない点)も考慮しました。以前住んでいたアパートが2階で、階段での荷物の持ち運びが非常に面倒だった経験も、平屋を選んだ理由の一つです。
実際に平屋に住んでみて、特に良いと感じる点は何ですか?

生活全般がしやすい点です。「すべてに手が届く」感覚があり、家の中のどこにいても移動が楽です。声もよく聞こえるので、お風呂に入っている時にリビングにいる家族に必要なものを頼んだりするのも簡単です。また、家具や家電などを運ぶ際に階段がないため、一人でも比較的楽に運べる点もメリットだと感じています。引っ越しも楽でした。買い物から帰ってきて、荷物を一度に運び込めるのも便利です。
家づくりで一番こだわったことは何ですか?

「間取り」と「動線」、特に「回遊性」に一番こだわりました。自分たちが欲しい機能をリストアップし、それらが図面に反映されているかを確認しましたが、単に機能が入っているだけでなく、実際の生活での動きやすさを重視しました。家事をするときの自分の動きなどを具体的にシミュレーションし、「行き止まり」がないように、どこにいてもスムーズに移動できる回遊動線を徹底的に考えました。振り返る動作が少なくなるよう、常に前に進んで別のルートへ行けるようにしたかったのです。
特にこだわった空間はどこですか?

まずは「趣味スペース」です。将来的には壁や扉をつけることで、独立した部屋としても使えるように考えています。次に「洗面スペース」です。髪を乾かしたり朝の準備をしたりする際に、化粧台のようなスペースを家具で置くのではなく、造り付けにしました。座ってゆっくり作業できる点が気に入っています。鏡の大きさにもこだわり、コンセントではなく壁から直接電気を繋いでもらいました。トイレ、洗面台、メイクコーナー(洗面スペース)を一つのコーナーとしてこだわりました。
これから家を建てられる方へ、何かアドバイスはありますか?

まず、間取りを考える際には、図面上で希望の機能が入っているかだけでなく、実際にその家で生活した時に「自分がどのように動くか」を具体的に想像してみることが大切だと思います。自分たちの生活動線に合った間取りにすることで、理想に近い家になるのではないでしょうか。 また、多くの人が気になるであろう金銭面については、家本体の価格だけでなく、月々の光熱費や職場への距離なども含めて考えることが重要です。そして、必要な設備や性能をケチってしまうと後で後悔する可能性があるので、削る部分とそうでない部分をよく検討することをおすすめします。高性能な家は、初期費用がかかっても後々の快適性や光熱費を考えるとメリットが大きいと感じています。 家づくりに身構える前に、まずは住宅メーカーなどに話を聞きに行き、具体的な金額を出してもらうことから始めるのが良いと思います。 さらに、将来の生活スタイルの変化に合わせて、家をカスタマイズしたり手を加えたりできるように、シンプルな作りにしたり、壁に下地を入れておいたりするのも良いかもしれません。




